支援物資報告

東北地方太平洋沖地震の支援物資に関しまして多くの皆様に、
ご協力をいただき、無事に宮城県内の各所に支援物資を届けることができましたので、
ご報告をいたします。

支援物資報告

今回は、我々が物資供給の支援をしている「NPO法人甲斐のめぐみ」様の
緊急支援車両に同乗して宮城県に向かいました。


バスは、山梨峡北交通様が無償で2台チャーターし、
社長をはじめ社員数名が同乗して向かいました。


1台は、宮城県気仙沼市へ、もう1台は、宮城県多賀城市石巻市に向いました。
我々は、2号車に乗り、24日21:30に多賀城市石巻市に向かいました。


東北自動車道は、一般車両が通行可能になったので、深夜にもかかわらず多くの車が走っておりました。SAやPAでは、トラック・建設車両が、休憩をとっており、また、給油所では、給油制限が行われておりました。
道路は、橋梁部分のジョイントが、少しずれており、走行は少し不安定でしたが、問題なく走行できました。


早朝に仙台に入り、多賀城市に向かう途中は、テレビで見た風景と同じ、
津波の影響で大量のガレキがのこり、多くの車が反転しておりました。


我々が、まず、最初に向かったのは、「東豊中学校」です。
約200名の被災者がおりました。
水は、水道水が使えるので、問題は無いとのことでしたが、
食料と燃料が不足しているとのことでした。


次に向かったのは、「石巻専修大学」と「南境生活センター」です。
被災者もおりましたが、日本財団様・NGOのピースボート様が常駐しており、
周辺の避難所へ物資供給をする拠点となっており、多くのボランティアの方が、がんばっておりました。




今回は、すばやく物資を供給することが目的でしたので、
被災者の状況を確認することはできませんでしたが、
入ってくる情報によると物資が届くところと中々届かないところがあるようです。


NPO法人楽空(らく)では、NPO法人甲斐のめぐみ様と協同して
継続的に支援をしていきます。